開発者対談<第4回>
宮ちゃん&ピク中村対談
おかげさまで第4回。
『ダビつく3』プロデューサーの宮ちゃんと、ディレクターのピク中村が今回の『ダビつく』を語る!

宮 : プロデューサー 宮ちゃん
ピ : ディレクター ピク中村
K : 進行 児玉(スマイルビット広報)
『ダビつく3』 開発者対談 <第4回>
【ホースパーク】  【調教と能力】  【星岡厩舎】  【繁殖能力と競走能力】
【ホームページ】
  K:今回はダビつくホームページに送られてきたご意見から。
  宮:なんか、いやーな予感がする。
  ピ:予想はずれた責任取れとか。
  K:誉めてるのと、けなしてるのがありますが、どちらから読みますか?
  宮:誉めてるだけ読むってダメ?
  K:では、けなしてるほうから。「しょせん自己満足のおたくゲー。進化なし。ネットなし。互換性なし。売れるか、ヴォケ!」
  宮:ひー。
  K:「ファンファーレが本物じゃなくて萎え!」
  ピ:ぬ? 某掲示板か?
  宮:じゃ、誉めてるほう聞こか。なんかオチが読めてきたけど。
K・ピ:「前作から2年。首を長くして待ってました。今回は音声実況に、ホースパーク大充実。季節感あふれるレースシーンなど買いたい要素満載ですね。」
  宮:ほう。
  K:「期待してます。がんばってください。やきゅつく2003 ディレクターより。」
  ピ:身内かよっ!
  宮:で、仕込みじゃないご意見は公開しないの?
  K:もはや、この対談で普通のネタやっても、誰も喜ばないですから。
  宮:じゃ、お便りを送ってくれた皆さんに一言。ダビつくホームページのアドレスへ投稿していただいたご意見は、開発全員に回覧されてます。本当に励みにしています。今後ともよろしくお願いします。
  ピ:うーむ。宮ちゃんの必死さに免じて、ここはスルーしとくか。

【ホースパーク】
  K:ホースパークは回を重ねるごとにずいぶん充実してきましたよね。
  宮:施設数30だもんな。
  ピ:もうダメ〜 ネタ考えるのも限界。
  K:既に牧場とあんまり関係ないものもあるし、いくらでも増やせるんじゃないんですか?
  ピ:施設のネタはあっても、意味のある効果をバランス良く設定するのが大変なんですよ。複数の効果を持ってる施設も結構あるし。まあ、今回は上手くいったと思うけど、このあたりが限界かも。こするかも。
  K:施設が多すぎて、全部を建てようとしても土地が足りないという噂もありますが。
  宮:そうそう。何も考えずに建てまくってたら、あっという間に土地が足りなくなった。だいたい、飛行場とか採草場とか、何であんなにでかいんだ? 単なる嫌がらせか?
  ピ:お、いいところに気づきましたねえ。確かに、最初は採草場は罠として用意してました。バカでかいだけで、効果はほとんどナシという。建ててるやつ見て、「プッ」みたいな。
  宮:なんじゃそりゃあぁぁぁ。
  ピ:結局、ある効果を追加して、一応存在価値はある施設にしましたけどね。他にも、以前からある施設で効果を追加して、存在価値がぐっと上がったのもいくつかありますよ。蹄鉄工房とか。
  K:ところで、今回の目玉はなんでしょう? 森林馬道?
  宮:おのれはアホか。そんなもん「1」のときからあるわ。
  ピ:またたび林ですね。
宮・K:ハァ?
  ピ:いや、ホントですって。だって、これがないとあいつがアレだし。
  宮:あー、アレね。って、そんなの普通のプレイヤーには必要ないっちゅーの!
  ピ:実際に一番役に立つとなると、調教施設ですかねぇ。
  宮:そこまでたどりつけないプレイヤーも中にはいると思うけど。
  K:調教施設というと、「まい」を調教したりするんですか?
  ピ:おっ、司会がボケた。
  宮:ぬるいボケじゃのぉ。
  K:すみません。。。

【調教と能力】
  ピ:今回からトレセンじゃなくて、ホースパークにも調教施設を設置できるようにしたんですわ。もちろん、実際にプレイヤーが調教するんじゃなくて、設置するだけで効果が出るようになってます。
  K:というと、どういう効果が?
  ピ:簡単に言っちゃうと、能力の初期値が高い状態で入厩できるんですよ。
  K:能力の初期値? なんだかよくわかりませんが・・・
  ピ:つまり、入厩前にある程度調教をこなした状態で入厩できるというわけです。これは遊んでる人にとってはメチャメチャ楽になりますね。
  宮:ダビつくで「能力はあるはずなのに勝てません。」と言う人のほとんどは、馬をポテンシャルいっぱいまで育ててないからなあ。特に初出走の時はそう。
  ピ:ですね。特に出走もお任せにした場合、調教が足りてない状態でデビューさせちゃう場合もあるし。能力の高い馬は、結構調教しないとマックスまで上がらないですから。まあ、レースを使って育てるって作戦でもいいんですが、それだと2歳戦は難しい。
  宮:最後に残った重賞が函館2歳Sって話も聞いたことがあるからなぁ。そういや、入厩の時期も変化してるんじゃないか?
  ピ:するどい。実は入厩可能な時期も早まるんですよ。特に晩成系のタイプには効果テキメンです。現実の競馬に合わせて、2のときよりも入厩時期を全体的に後ろにずらしたりもしてますから。
  K:なるほど。それは便利そうですね。でも自分で調教するのって難しいし、ちゃんと調教が足りてるかどうかを判別する方法ってないんですか?
  宮:おっ! ナイスな質問。
  ピ:ふっふっふ。実はあるんですよ、これが。開発終盤に急遽入れたんですが、もうむっちゃ便利。これ知っちゃったら、もうこれなしでは生きていけないくらい。
  宮:同感ヤシマ。自分がいかに能力上げきれてなかったか、とくと思い知らされた。
  K:それはすごいですね。で、その方法は?
宮・ピ:ひみちゅ。
  K:・・・。
  ピ:そうそう、今回は休み明けが苦手な馬の場合はその影響が大きくなってるし、強引な配合をすると体質の悪い馬も出やすくなってるんですよ。体質弱い、脚元弱い、鉄砲苦手の三重苦とかだともう最悪。
  宮:でも、いちいちスピード・ステイ◎。
  ピ:そんなあなたに調教施設。
  宮:お、そのフレーズいただき。CMに使おう。

【星岡厩舎】
  K:前作ではゲームの途中で星岡厩舎が登場しましたけど、今回もあるんですか?
  ピ:ありますよ。双子新人ジョッキーの愛と勇気がデビューするのも同じです。
  宮:愛ちゃん萌え〜。勇気いらなーい。使う人の気が知れん。
  K:えっ? 勇気は使えないんですか?
  ピ:そんなわけ、ぬ。逆に勇気のほうがちょっとだけ有利かも知れませんね。覚えるアビリティも愛ちゃんより1個多いし、使えるのが多いし。
  宮:なに、覚えるアビリティが違う? そんなの聞いてないぞ。
  ピ:聞いたってどうせ愛ちゃんしか使わないくせに。
  宮:ま、そりゃそうだわな。つーか、たいていのプレイヤーはそうなるだろ。最初は安勝とまっきー、デビューしたら愛ちゃん。これ常識。
  K:へー、そうなんですか。
  ピ:このじじいの言うことは気にしないでください。馬券はずしすぎて脳みそ溶けてますから。そういえばまっきーと言えば、この前福島のダートでまんまと逃げ切ってましたね。
  宮:師匠が増沢だもんね。福島で前に行けば強いって。
  ピ:やっぱあれって後ろの騎手はまっきーの★★★を見てたんですかね?
  K:そんなの尻ません。
宮・ピ:座布団1枚!
  K:ところで、星岡厩舎に預けるメリットとかは無いんですか?
  ピ:お任せのメニューが多いんですけど、これってメリットなのかなあ? 実はあんまり役に立ってない気がする。
  K:そうなんですか?
  宮:確かに、未獲得重賞中心に使えと言ったって、終盤で全重賞制覇を狙ってるプレイヤーじゃないと意味ないし、そんな人は自分でローテ組むだろうし。
  ピ:長所を伸ばせ・短所を補えって言ったって、調教内容が大幅に変わるわけでもないし。
  K:じゃあ全然メリットが無いじゃないですか。
  ピ:いやいや。今回は1つ大きな要素を入れました。星岡厩舎の所属馬は自家製の種牡馬にしやすいんですよ。
  宮:おっとこれも初耳。なんか俺にも秘密にしてること多くねぇか?
  K:というと、成績がイマイチでも種牡馬にできるとか?
  ピ:まあ、それに近いんですが。成績の良かった馬は厩舎に関係なく種牡馬にできますけど、星岡厩舎の場合は、ある条件を満たしていると、成績が日光の手前でも種牡馬にできるんですよ。場合によっては未出走でも種牡馬にできちゃう。
  K:へえ、それは便利ですね。で、その条件というのは?
  宮:まさか流星がかっこいいとかじゃねえだろうな。
  ピ:そんなわけないでしょ。数値的なことは言えませんけど、種牡馬としての能力が高い場合に限り、引退時に星岡調教師が推薦してくれます。
  宮:種牡馬としての能力というと、あれか。ロクさんが研究所で言ってた、繁殖能力ってやつか。
  ピ:ぴんぽ〜ん。正解です。

【繁殖能力と競走能力】
  K:繁殖能力ってなんですか?
  ピ:血統から決まる能力です。父と母から引き継いで、さらに自分の産駒にも伝わる能力ですね。遺伝子そのものといっても近いかも。
  宮:それに対して、実際にレースで発揮できる能力が、競走能力。
  ピ:そうです。競走能力はあくまで繁殖能力をベースに決まりますが。
  K:なるほど。その2つを分けた意味はなんでしょう?
  ピ:実際の競馬には、血統はいいのに成績がぱっとしない馬がたくさんいるじゃないですか。逆に血統は今ひとつでも大活躍する馬もいるし。
  宮:特に牝馬なんかは、自身はまったく良績残してなくても大物をバンバン出すようなのもいるしな。ダンシングキイとか。
  ピ:牡馬だと、GTを何勝もするような馬でも、血統自体に活力がないと種牡馬になってからは全然活躍できないのも多いし。ビワハヤヒデとかブルボンとか。そういうのを表現したかったんですよ。
  K:ははあ。つまり、そのダンシングなんたらとかいう牝馬は、繁殖能力は高くても競走能力が低くて、逆にビワとかブルボンは繁殖能力は低いけど競走能力は高い、というわけですね。
宮・ピ:ご名答。
  宮:おぬしもだいぶ成長してきたのう。
  ピ:牝馬の場合は、レースで弱かったからって、繁殖牝馬にせずに引退させると痛い目にあうかも知れませんよ。
  宮:ヤマニンスキーみたいに血統背景だけを理由に種牡馬になって大成功ということもあるし、名牝から産まれた最初の牝馬は、ちょっと不安があっただけで繁殖に上げる場合もあるからなあ。レースで怪我したり、最悪予後不良になったら名牝系が途切れることにもなりかねんし。
  K:競馬って奥が深いですねえ・・・

《つづく・・・》

第1回 開発者対談を読む

第2回 開発者対談を読む

第3回 開発者対談を読む

第5回 開発者対談を読む

第6回 開発者対談を読む